ケミカルピールとPMUアートに関して
2009年 04月 18日
MAYAJUNEのHPをご覧の皆様から、またケミカルピールやPMUアート(アメリカ式パーマネントメイクアップ)のご予約をする際にお客様からメールでご質問が寄せられることがあります。
FAQコーナーでは、よくある質問とその回答をご紹介していきます。
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【Q】
1)ケミカルピーリング
体質にもよりますが、じゅんさんのようなすっぴん肌でいるにはどれくらいピーリングをすればよいのですが?一回の施行ではむりですよね?
私はにきび後がすこしあります。凹凸もすこしありますが、凹凸よりもにきびのあとのような毛穴に赤みがあります。それが結構きになります。
【A】
何回でよい、と言うことは一概に言えないのです。と言うのは、個人差があるので、1回で相当の改善を見る場合、又何回かしてもなかなか変化の見られない人もいます。この場合は、食事や生活習慣なども影響しています。
通常は6回がワンクールと言われることが多いのですが、マーケティングとしてそのように紹介しているケースもあります。
私の場合は、半年くらいは1ヶ月に一度していましたが、その後は気がむいた時にする程度です。今は4ヶ月に一度くらいの割で、自分で時間のある時にケミカルピールを行っています。
種類も色々あるので、その時のお肌状態によって分けています。
ニキビに効くもの、シミに効くもの、皺やるみなどアンチエイジングなものなど色々な種類があるのです。又、ケミカルピールを出来ない人もいます。(下記参照)
もし、もっと詳しくケミカルピールを知ってみたいと言うことであれば、オンライン講座をお勧めします。施術を受ける前に知っておかなければならないことなども紹介しています。
施術を受ける側も知識をつけておくことは、技術者、エステティシャン、ドクターなどを選択する場合にも役立つと思います。
オンライン講座「ケミカルピールのすべて」
講座料金は、ケミカルピール1回分くらいです。
【Q】
2)PMUアートメイク眉
これはパーネントとおもってよいのですか?それとも3年くらいですか?
あと眉(デザイン込み)っていうのは、デザイン込みではないのとどういう違いですか?
【A】
PMUアート(アメリカ式パーマネントメイクアップ)は、刺青とは異なります。
皮膚へ色素を入れる深さも違えば、使用するピグメントも違います。
従って、パーマネント(永久)と言うことではありません。
まったくなくなって消えてしまうと言うことではなく、徐々に色が薄くなってきます。
これには、実はとてもよい点が多く考えられます。
薄くなってきたことで、タッチアップを行う必要がありますが、タッチアップの時に
加齢によって変化していく自分の顔にあったラインにしたり、
流行によって変わっていく眉を変化させたりすることが出来ます。
初めてPMUアートを行う場合は、一度のアプローチでは完璧なものは出来ません。
私は徐々にアプローチをしていくStep by Stepの方法を取っています。
つまり、細いものは後から足せば太く出来ます。短いものは長く出来ます。
でも、その逆は難しいのです。
後になって、後悔しないためにもこの方法で行うようにしています。
色の微妙なグラデーションや,自然な形へのアプローチなどテクニック的なものも
何度かのアプローチで作り上げていきます。
2回目の施術は、1ヶ月あければ施術は行えます。
(皮膚の回復などに4週間くらいかかり、色が落ち着いてくるのに1ヶ月くらいかかるので)
3回目以降は、個人差もありますが大体2~3年に一度くらいがよいかと思います。
また、デザイン込みとそうでないものの違いですが、
眉の場合、ご自分で既にデザインされたものをそのままPMUアートしてほしいと言う方の場合はこちらではデザインをしません。
自分ではうまく眉を描けないし、左右も不ぞろいで・・・と、お悩みの方も少なくはありません。
そういう方には、眉のデザインカウンセリングなどを行い、プロの立場からデザインをアドバイスしながら眉を描いていきます。この場合、ピグメント(色)のアドバイスなどもさせていただきます。
そのため時間も前者よりもかかってしまいます。
デザイン料が含まれたものです。
また、PMUアートをなさらない方で、眉のデザイン・アドバイスのみを受けてみたいというかたは、ビューティー・コーチングをお勧めします。
詳しくはメニューをご覧下さい。
【Q】
3)タッチアップ
PMU眉、デザインなし、込みにしてもタッチアップの必要なく1回だけで眉が出来上がると考えていいのですか?もしも2回目が必要だったら今回の5月中に2回の予約をすればいいのでしょうか?
【A】
タッチアップに関しては先にお話したとおり、1回だけでは理想の眉には仕上がりません。
ピグメントの抜け具合も、人によって違ってきたり、また、1回目の眉を見ながら、ここを直したいと言う箇所が出てきます。
眉は1ミリでも大変違った印象になります。
そして、初めてのアプローチではやりすぎを防ぐために、マイルドなアプローチをします。
理由は上記で述べたとおりです。
ということで、2回目のタッチアップをすることをお勧めしています。
タッチアップの時期に関しては、先にも申しましたように4週間はあけてからがよいかと思います。
日本で行う場合、私がアメリカ在住なため、次の月にタッチアップが出来ませんが、
1週間経てば、眉部分のお化粧も出来ますので薄くなった部分は眉ペンシルなどで足してもかまいません。
既にPMUアートでガイドラインができていますので、メイクも楽になります。
PMUアートだけよりも、よりいっそう自然な感じになります。
2回目のタッチアップは、4週間あければいつでも可能です。
3回目以降は、ご自分で気になるようになった時に受けるとよいかと思います。
尚、ケミカルピールを受けるに当たっての注意事項などを下記に追記しておきます。
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スキンエクスフォリエーション・ピーリングご予約に当たって
施術前にご注意する点など下記をご参照ください。
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下記の症状または状態にある方はケミカルピールを受けることが出来ません。
・にきびによる炎症の酷い人
・顔に怪我をしている人
・施術する部分にヘルペスのある人(口の周りに出来る人などもピール出来ません)
・3ヶ月以内に顔の手術を受けている人(フェイスリフトなど)
・アスピリンなどにアレルギーのある人
・レチンAなどトレチノインやAHA入りのピールをしている人は、使用を中止してから
7日間以上経過要
・現在医師による治療を受けているまたは処方箋などを使っている人は医師と相談し
てください。
・妊娠中または授乳中
上記に該当する方は、ケミカルピールを受けることは出来ませんので、
ご予約をキャンセルするようにお願いいたします。
尚、施術後の注意事項に関しましては当日ご説明いたします。
初回のかたは、問診などカウンセリングがありますので、ご予約時間に遅れることの
ないようにお願い致します。
ケミカルピールについて
「ケミカルピールとはいったいなんなの?言葉は聞いたことがあるけれど、よくわからない~。」と言う方、きっと多いのではないかと思います。
そこで、「ケミカルピールについて」の質問にお答えいたします。
ケミカルピールとは、皮膚の上層部分、専門用語では、Stratum Corneum という角質層部分のいらなくなったDead Skinを剥がして表面を滑らかにするとともに、お肌の細胞を刺激し自ら生んでいるコラーゲンの育成を活性化させるというものです。
そして、ケミカルピールは、日本ではAHAの中のグリコール酸やフルーツ酸をつかったものがほとんどかと思います。
実は、AHAと言う分類の中には、グリコール酸、乳酸のほかにもいくつか種類があります。
そしてフルーツ酸といっても、どのフルーツから取れたものなのか、ということによりその効果や目的も異なってきます。
AHAのほかにもBHAやTCAなど種類は様々です。最近では各社、オリジナルの調合によりオリジナル名で色々なピールが紹介されています。
ケミカルピールはその種類も色々ですが、強さも色々とあります。
ランチタイムピールと呼ばれる、お昼休みに気軽にピールを受けるというごくごくライトなものから、10日間も外に出られないようなディープなものもあります。これは、エステの枠を超え、専門医師が行うものです。
ケミカルといっても、カボチャ、トマト、マンゴ、アップル、ミルク、クランベリーなど自然界にあるものから作られているものも多く、ケミカルピールというよりもエクスフォリエートという言い方で,広い意味でのピールをMAYAJUNEは行っています。
まず、ケミピをしてみたい!と思ったら、ある程度トリートメントを受ける側も知識をつけておいたほうがよいとMAYAJUNEは考えています。
そこで、セミナーなどを通じてケミカルピール&エクスフォリエーションなどのお話をさせていただいているわけです。
実際に、ケミカルピールのトリートメントを受けることが出来ない人もいます。
これは、体質、そのときの肌コンディション、健康状態、など色々です。
事前のカウンセリングやその人に合ったプランに沿って行うことなどが大切なポイントです。
ピーリングは、シミ、皺、たるみ、ニキビなどに効果を見せますが、これも人それぞれ肌状態や生活習慣などの違いから、結果は様々です。
又、シミの種類によっても効果・結果は違ってきます。
シミが紫外線によって出来たものか、加齢によるものか、内臓から来るものなのか、ホルモンのバランスが崩れたことが原因なのか、その原因は様々です。
シミの出来た要因などによって、ピーリングでは改善されないケースもあります。
シミやニキビの場合、それがどのくらい皮膚層の下のほうに広がっているものかなどによっても、その経過は異なります。
初めにお話したように、ピールとは皮膚の上層部分を少しずつ剥がしていくことです。従って、シミが皮膚層の下のほうに潜んでいた場合、それが徐々に上がってきます。
今まで隠れていたようなシミまでも、上層部に上がってくることもあります。
ニキビもそうですが、シミの場合もその過程として、症状が悪化したように思える期間があります。
そのときに、焦って、刺激を与えるようなトリートメントを自己判断で行ったりすると、悪化の原因にもなりかねません。
ライトなピールなほど、ドラマチックで急激な変化は期待できませんが、徐々に改善してくる経過を根気良く、楽しみながらお手入れしていくことにしましょう。
また、「ホクロはケミピで取れるのか?」と言う質問ですが、答えはノーです。
それはホクロに見えるシミであるのなら話は別ですが、ホクロは、専門医のところに行って相談されることをお勧めします。
私は肩のところにホクロが出来て、ちょっと色が濃くなってきたのを心配して、バイオプシー(細胞を採って検査をする)を受けたところ、癌ではなかったのですが、なんと、バイオプシーの後がケロイドになってしまったのです。
きちんとした皮膚科医で行ったのですが、こういうこともあるのでそれからは本当に慎重になっています。
最後に、ケミカルピールやエクスフォリエーションを行ったときの注意点をお話します。
いらなくなった角質層を取り除き、ベビースキンが露な状態でさらされています。
そこで、無防備に紫外線を浴びてしまうと、新たなしみを作る原因になります。
キレイになるどころか悪化してしまいますので、ご注意ください。
UVプロテクションは必須です。
もっとケミカルピールのことを知りたい!という方、定期的にセミナーを開催しています。
詳しい内容と、開催スケジュールはカテゴリーのSeminar & Eventをご覧下さい。
ケミカルピール、オンライン講座はこちらにアクセス!
# by skyspala | 2009-04-18 12:30 | FAQ